なぜ産後の腰痛は長引くのか?
産後の腰痛というと、「骨盤が歪んだから」と言われることが多いです。
もちろん骨盤の不安定性は関係します。
しかし実際には、
呼吸機能の低下による腹圧の不安定さ
が大きな要因になっているケースが非常に多いです。
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出産後に起きている“腹圧の変化”
妊娠中、お腹は大きく前方に拡張します。
その影響で
- 横隔膜の可動域が減る
- 腹横筋の働きが低下する
- 骨盤底筋との協調が乱れる
結果として、「内側から支える力」が弱くなります。
この状態で抱っこや家事を繰り返すと、
腰部の筋肉が代償的に過剰に働き、痛みが出やすくなります。
骨盤だけ整えても改善しない理由
骨盤を締める施術やベルトだけでは、
腹圧の問題は解決しません。
腹圧とは、
- 横隔膜(上)
- 腹横筋(前)
- 骨盤底筋(下)
- 多裂筋(後)
この四方向の協調で作られます。
呼吸が浅いままだと、
骨盤は安定しません。
こんな症状がある方は要注意
- 立ち上がる瞬間に痛い
- 長時間立っているとだるい
- 朝より夕方の方がつらい
- 反り腰が強いと言われる
これは単なる筋力不足ではなく、
呼吸戦略の問題の可能性があります。
当院で行う評価
当院では、
- 横隔膜の動き
- 肋骨の拡張
- 骨盤底の反応
- 立位時の腹圧保持
を評価します。
腰だけを触ることはありません。
産後ケアページ
産後の体型や骨盤の崩れを根本改善したい方は、産後ケア専門ページをご覧ください。
自宅でできる第一歩
まずは、
「強く鍛える」より
「ゆっくり吐く」
ことを意識してください。
5秒かけて吐き、
肋骨が内側へ戻る感覚を作る。
これだけでも腹圧は変わります。
まとめ
産後の腰痛は、骨盤の歪みだけが原因ではありません。
呼吸と腹圧の再構築が、安定への第一歩です。
龍ケ崎で産後の腰痛にお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。