ストレスは心だけの問題じゃない
オステオパシーで考える「体に起きている本当の反応」
はじめに
「ストレスが原因ですね」
こう言われた経験がある方は多いと思います。
でも、
その言葉だけでは少し曖昧で、
「結局どうすればいいの?」
となってしまいがちです。
整体の現場で見るストレスは、
気持ちの問題ではなく、体の反応として現れるものです。
ストレス=気の持ちよう、は本当?
ここで一度、よくある誤解に反論します。
「ストレスは考え方次第」
これは一理ありますが、
それだけで片づけるのは少し乱暴です。
ストレスがかかると、
体は無意識に防御反応を起こします。
これは意思とは関係ありません。
体はストレスにどう反応するのか
ストレスを感じると、
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呼吸が浅くなる
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筋肉が緊張する
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内臓の動きが落ちる
こうした反応が同時に起こります。
これは体が
「危険に備えて身を守ろう」
としている状態です。
オステオパシーで見るストレス反応
オステオパシーでは、
ストレスを神経・筋膜・内臓を通じた全身反応として考えます。
特に影響を受けやすいのが、
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自律神経
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横隔膜
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内臓
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頭蓋周辺
これらはすべて連動しています。
なぜ不調として残りやすいのか
問題は、
ストレスそのものよりも
反応が解除されないことです。
本来なら、
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ストレス
→ 反応
→ 回復
この流れが起こります。
しかし忙しい日常では、
反応したまま次の刺激へ進んでしまいます。
ストレス反応が抜けない体の特徴
整体の現場でよく見るのは、
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呼吸が浅い
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お腹が硬い
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背中が緊張している
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頭が休まらない感じがする
こうした体の状態です。
本人は
「そんなにストレス感じてない」
と言うことも少なくありません。
栄養や休養だけでは足りない理由
ここで、あえてもう一つ反論します。
「しっかり食べて、しっかり寝れば大丈夫」
これも半分正解です。
ただ、体が
ストレス反応のスイッチが入ったままだと、
回復が追いつきません。
栄養も休養も、
“受け取れる状態”があってこそです。
すーさん整体での考え方
すーさん整体では、
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何がストレスか
ではなく -
体がどう反応しているか
を大切にしています。
呼吸・内臓・神経の緊張がゆるむと、
体は自然と
「安全な状態」に戻りやすくなります。
まとめ
ストレスは、
心の弱さではありません。
体が環境に適応しようとした
ごく自然な反応です。
もし、
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不調が続く
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休んでもスッキリしない
-
何となく常に緊張している
そんな感覚があれば、
体の反応が解除されていないサインかもしれません。
体の声に、
少し耳を傾けてみてください。