
朝起きた瞬間にあごが重い、秋口に増えるこの感覚の正体
10月に入り、龍ケ崎でも朝晩の冷え込みがはっきりしてきました。この時期になると「起きた瞬間からあごが重だるい」「こめかみが張っている」というご相談が、すーさん夫婦の龍ケ崎整体院でも増えてきます。
秋の夜間の歯ぎしりで朝あごがだるい。この感覚は、単に「歯の問題」ではなく、身体全体の状態が顎に表れているサインとして捉えると見え方が変わってきます。
こんな感じ方をされている方が多いです
- 目覚めた瞬間、あごの付け根(耳の前あたり)がだるく重い
- こめかみが張って、頭全体が締めつけられるような感じがある
- 家族に「夜、歯ぎしりの音がしている」と指摘された
- 日中もあごが疲れて、硬いものが噛みづらい
- 朝起きるのがつらく、寝た気がしない日がある
- 首すじや肩の後ろも、いっしょに張っている
なぜ「秋口」に目立ってくるのか
- 日中と夜間の気温差が大きくなる、身体は体温を保とうとして、無意識に筋肉を縮める方向に働きます
- 日照時間が短くなる、睡眠と覚醒のリズムが揺らぎやすい季節です
- 夏の疲れが残っている、冷たい飲食や寝苦しさの蓄積が、秋になって表に出てくることがあります
- 年度後半の忙しさ、40代は仕事も家庭も負荷が重なりやすい時期です
解剖学の教科書(ネッターやプロメテウス等)を開くと、あごを動かす咬筋・側頭筋・内側翼突筋といった筋肉が、頭の横から下あごにかけて何層にも重なって走っているのが分かります。側頭筋はこめかみを広く覆っているので、夜間の食いしばりが続くと「あごがだるい」だけでなく「こめかみが張る」「頭が重い」という形で出てくることがあるのです。
寒暖差と夜間の食いしばり、顎関節につながる身体の反応
夜間の歯ぎしり・食いしばりは、起きているときの「噛む」とは別の仕組みで起こると言われています。眠っている間なので、自分でコントロールできないのが難しいところです。
寒暖差が身体に起こしていること
- 外気温が下がると、身体は熱を逃がさないよう体表の血管を締める方向に働きます
- 同時に、姿勢を保つ筋肉や首まわりの筋肉も緊張しやすくなります
- この調整を担っているのが自律神経で、寒暖差が大きい季節は切り替えの回数が増えます
- 夜になっても休息側(副交感神経)へ切り替わりきらないと、睡眠中も身体が「軽い緊張」を保ったままになることがあります
自律神経の働きについては、自律神経の乱れと身体の反応についての解説ページでも詳しくお伝えしています。
顎は「首・頭蓋・呼吸」とつながっています
オステオパシーでは、身体を部品の集まりではなく、一つの統合されたユニットとして捉えます。顎関節もその例外ではありません。
- 首とのつながり。下あごの位置は、頭の位置(首の角度)に影響を受けます。猫背で頭が前に出ると、あごを支える筋肉の負担が増えることがあります
- 頭蓋とのつながり。顎関節は側頭骨という頭蓋の骨にはまり込んでいます。側頭骨まわりの動きの硬さが、あごの動きに関わることがあります
- 呼吸とのつながり。鼻づまりや口呼吸の傾向があると、夜間のあごの位置が変わりやすくなります。秋は空気が乾燥し、鼻の状態が変わりやすい季節です
- 膜の連続性。筋膜研究(Carla Steccoらの筋膜マニピュレーション)では、筋膜が全身で連続していることが示されています。顎から首、胸、横隔膜へと、膜のつながりを辿れる構造になっています
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院の臨床経験では、あごの不調を訴える方で、首の付け根や横隔膜、ときには骨盤まわりの動きに硬さが見られることが少なくありません。もちろんこれは傾向であって、すべての方に当てはまる医学的事実ではありません。
マウスピースを使っても起床時のだるさや頭重感が続くのはなぜか
歯科でマウスピース(ナイトガード)を作られた方は多いと思います。歯のすり減りや欠けを防ぐという意味で、とても大切なものです。主治医の指示通りに使い続けてください。
ただ、「歯は守られているのに、朝のだるさは変わらない」という声も、龍ケ崎で施術をしていてよく耳にします。
考えられる理由をいくつか挙げてみます
- マウスピースは歯を守るもの、噛む力そのものや、噛みしめようとする身体の反応にまでは届きにくい場合があります
- 筋肉の緊張は残る、歯の接触は和らいでも、咬筋・側頭筋が働くこと自体は続いていることがあります
- 上流に別の要因がある、首・肩・呼吸・自律神経の状態が関わっている場合、あご単独のケアでは変化が出にくいことがあります
- 睡眠の質の問題、眠りが浅いこと自体が、夜間の食いしばりの背景にあるという見方もあります
- 姿勢と生活の負荷、スマホやPCでの前かがみ姿勢が長い方は、日中からあごまわりに負担が蓄積している可能性があります
オステオパシーの考え方では、症状が出ている場所だけでなく、その「上流」を辿っていきます。あごのだるさがあるとき、関係していると考えられる部位もあわせて確認する。これがすーさん夫婦の龍ケ崎整体院の基本的な見方です。
医療機関を優先していただきたいとき
- あごを動かすと強い痛みが走る、口が指2本分も開かない
- 顔のしびれ、目の奥の激しい痛み、発熱をともなう
- 急激に症状が悪化している
- いびきが非常に大きく、日中の強い眠気がある(睡眠時無呼吸の可能性も含めて、医療機関でご相談ください)
こうした場合は、まず歯科・口腔外科や内科での受診をおすすめします。判断は主治医に委ねてください。

鈴木大樹すずき だいき
柔道整復師(国家資格)/オステオパシーの専門校で学んでいます
茨城県龍ケ崎市で、妻・佳代とふたりで整体院を営んでいます。
痛いところだけで終わらせず、どこから来ているのかを一緒に探していきます。
※当院で行うのは整体です(柔道整復の施術ではありません)
気になることがあれば、ご相談ください
どこが、いつから、どんなときに。
伺うところから始めます。ご質問だけでも構いません。
平日 9:00〜21:00(最終受付20:00)/土曜 8:30〜15:30 予約優先制
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院が顎のだるさをどう捉えているか
私たちは鈴木大樹・鈴木佳代の夫婦で、二人とも2013年に柔道整復師(国家資格)の免許を取得しています。ただし、すーさん夫婦の龍ケ崎整体院で行っているのは保険を使わない自費の整体・オステオパシーです。けがに対する柔道整復業は行っておりません。
大樹はオステオパシーの専門校に在学し、学びを続けています。これまでに頭蓋骨概論、組織テクニック、スティルテクニック、脊柱変性に対するオステオパシーによる介入法などのセミナーを受講してきました。これらは学んだ内容であって、診断・治療ができるという意味ではありません。
施術で確認していくこと
- 顎関節そのものの動きと、咬筋・側頭筋まわりの硬さ
- 首の付け根(後頭部と首の境目)の状態
- 側頭骨を含む頭蓋まわりの微細な動き
- 呼吸の深さと横隔膜の動き
- 胸郭・骨盤を含めた身体全体のバランス
- 食事や睡眠、冷え対策といった生活背景(MINDの視点)
施術は約45分。強く押したり、勢いよく鳴らしたりする手技は行いません。触れる圧は軽く、身体が持っている反応を待つような進め方をしています。
詳しい施術内容はオステオパシーのメニューページをご覧ください。
よくあるご質問(Q&A)
秋のあごのだるさについて
Q. なぜ10月から急にあごが重く感じるようになったのでしょうか。
A. はっきり断定はできませんが、朝晩の冷え込みが強まると身体は体温を保とうとして筋肉を縮める方向に働きます。首やあごまわりの筋肉も例外ではありません。さらに夏の疲れが残っていると、夜間に休息側へ切り替わりにくくなることがあります。秋の夜間の歯ぎしりで朝あごがだるいという訴えが、この時期に龍ケ崎でも増える背景には、こうした季節の変化が関わっていると考えています。
Q. こめかみの張りも歯ぎしりと関係しますか。
A. 関係することがあります。こめかみには側頭筋という大きな筋肉が広がっていて、下あごを引き上げる働きをしています。夜間の食いしばりが続くと、この筋肉への負担が増えている可能性があります。あごだけでなく、こめかみや頭全体の重さとして感じる方もいらっしゃいます。
マウスピースとの付き合い方について
Q. マウスピースはやめたほうがいいですか。
A. いいえ、歯科で作られたものは歯を守るために大切です。自己判断で中止せず、主治医の指示に従ってください。すーさん夫婦の龍ケ崎整体院で行う整体は、マウスピースの代わりではなく、首・呼吸・全身のバランスという別の角度から身体を整えるものとお考えいただければと思います。
Q. マウスピースを使っているのに朝のだるさが続くのは、使い方が悪いからでしょうか。
A. 使い方の問題とは限りません。マウスピースは主に歯の接触を和らげるもので、噛みしめようとする身体の反応や、首・呼吸・自律神経の状態にまでは届きにくい場合があります。装着感に違和感がある場合は歯科で調整していただき、それとは別に全身の緊張という視点を持ってみると、見え方が変わることがあります。
施術について
Q. 顎だけ施術してもらうことはできますか。
A. ご希望があればあごまわりは丁寧に触れますが、すーさん夫婦の龍ケ崎整体院では身体を一つのまとまりとして捉えるため、首・胸郭・呼吸・骨盤など、関係していると考えられる部位もあわせて確認していきます。所要は約45分、整体オステオパシーコースは7,000円(税込)です。
Q. どのくらいの期間で変化を感じますか。
A. 個人差があります。数回で朝の感じ方が変わったとおっしゃる方もいれば、季節の変わり目をまたいでゆっくり整えていく方もいらっしゃいます。初回は現在の状態と身体の反応を一緒に確認して、おおよその見通しをお伝えするようにしています。断定的な回数のお約束はしておりません。
Q. 女性の施術者にお願いできますか。
A. はい。鈴木佳代が在籍しています。佳代は産後リハビリケア国際セミナーを修了し、婦人科系の研修も受講しています。ご予約の際にLINEかお電話でお申し付けください。予約優先制となっております。
秋の朝、あごが重いままの一日を続けなくていいように
起きた瞬間にあごが重く、こめかみが張っていて、食事のときもあごが疲れる。マウスピースを作って対策もしたのに変わらない。その状態が毎朝続くのは、本当に気力を削がれると思います。
秋の夜間の歯ぎしりで朝あごがだるいという状態は、あごだけの問題として見ているうちは手がかりが掴みにくいことがあります。首の付け根、呼吸、季節の寒暖差に対する身体の反応。そうしたつながりの中であごを眺めてみると、別の道筋が見えてくることがあります。
私たちは「治す」という立場には立ちません。身体がもともと持っている働きが出やすい状態に整えていく。そのお手伝いをするのが、すーさん夫婦の龍ケ崎整体院の役割だと考えています。
龍ケ崎郵便局から徒歩2分、駐車場も完備しています。お子さん連れでもご来院いただけます(入口に段差があり、ベビーカーは入口に置いていただく形になります。抱っこしたままの施術も可能です)。
「こんなことで相談していいのかな」という内容で構いません。まずは一度、お話を聞かせてください。
まずはLINEで気軽にご相談ください
「どんな症状か相談したい」「料金を確認したい」「一度話だけ聞きたい」。どんな内容でもお気軽にどうぞ。
龍ケ崎市・茨城県内からのご来院はもちろん、遠方の方からのご相談も歓迎しています。
LINEなら24時間いつでも受け付けています。
整体師の「食と身体の記録」をnoteで公開中
HPには書けない深い話、食事・自然療法・オステオパシーの本音をnoteに書いています。
痛風・血圧・肩こりと向き合った3年間の記録、腸と身体の痛みのつながりなど、整体師目線の本気の考察です。無料の記事もあります。
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院
所在地:茨城県龍ケ崎市愛戸町58-2(龍ケ崎郵便局から徒歩2分・駐車場完備)
営業時間:平日 9:00〜21:00(最終受付20:00)/土曜 8:30〜15:30(最終受付12:30)