「立ち上がるたびにクラッとする」「夏になると特にひどい」「病院では低血圧と言われたけれど、それだけじゃない気がする」——そんなふうに感じているママは、決して少なくありません。
産後1〜2年が経ち、育児もある程度落ち着いてきたはずなのに、夏の疲れが重なるとめまいや立ちくらみが繰り返す。検査では異常なし。でも体はつらい。この「わかってもらえないもどかしさ」に、茨城県龍ケ崎市ですーさん夫婦の龍ケ崎整体院を営む私たちは、日々向き合っています。
この記事では、産後のめまい・立ちくらみがなぜ夏に繰り返すのか、低血圧だけでは説明できない「上流の問題」について、できるだけわかりやすくお伝えします。
「異常なし」と言われるのに、なぜ夏になるとめまいが繰り返すのか
病院で血圧を測り、血液検査をして「問題ありません」と言われる。でも毎年夏になると、同じようなめまいや立ちくらみが戻ってくる——この経験をされている産後ママは、実は非常に多いです。
なぜ「異常なし」なのに症状が繰り返すのでしょうか。その背景には、現代の検査が「数値として見える範囲」しか評価できないという現実があります。現代医療を否定するわけではありません。むしろ、検査で異常がないということは「命に関わる深刻な病気ではない」という大切な情報です。ただ、身体の調整機能や構造的なバランスの乱れは、数値には現れにくいのです。
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院の臨床経験では、産後のめまい・立ちくらみを訴える方に次のような共通点が見られることがあります。
- 立ち上がったときに一瞬視界が暗くなる、ふわっとする感覚がある
- 特に夏の疲れが重なる時期にひどくなる
- 慢性的な肩こり・首こり・頭重感も一緒にある
- 産後から腰や骨盤まわりの重だるさが続いている
- 疲れやすく、朝起きてもすっきりしない
- 息が浅い、胸が張っているような感覚がある
これらが重なっているとき、単純に「血圧が低い」だけで説明するには無理があります。身体の中で、もっと広い範囲にわたる調整機能のズレが起きている可能性があります。
Q&A
Q. 毎年夏になるとめまいが出ます。病院で異常なしと言われましたが、整体で何かわかりますか?
整体は診断を行う機関ではありませんが、身体の構造的なバランスや動きの偏り、筋膜や内臓の緊張パターンを確認することはできます。「数値には出ないけれど体がつらい」という状態にある方の身体には、独特の緊張パターンが見られることがあります。すーさん夫婦の龍ケ崎整体院では、そうした「上流」の問題にアプローチしています。
Q. 低血圧と診断されています。それ以外にも原因があるのでしょうか?
低血圧は確かに立ちくらみの一因になることがあります。ただ、血圧の調整そのものは自律神経・血管・内臓・呼吸の連動によって行われています。産後の身体ではそれらの連動が乱れやすく、低血圧の「背景にある問題」が整っていないと、症状が繰り返しやすくなることがあります。血圧の数値だけを見るのではなく、身体全体を一つのユニットとして見ることが大切です。
産後の身体で起きていること——自律神経・筋膜・内臓が絡み合う「上流」の問題
産後の身体は、出産という大きな変化を経て、授乳・抱っこ・寝不足という負荷が重なりながら回復を目指しています。この時期に身体に何が起きているかを、少し整理してみましょう。
オステオパシーの考え方では、身体は「構造(骨格・筋膜)」「内臓」「頭蓋・神経系」が連動した一つの統合ユニットとして機能しています。どこか一部が乱れると、それが他の部分に波及していきます。
- 骨盤底・横隔膜のバランス乱れ:出産で骨盤底への負荷が大きくなり、横隔膜の動きが制限されやすくなります。横隔膜は呼吸の主役であると同時に、内臓を支え、静脈・リンパの流れを助ける重要な膜でもあります。ここが硬くなると、全身の循環に影響が出ることがあります。
- 筋膜の連続性と頭部への影響:筋膜は全身をつなぐ膜状の組織で(Carla Steccoらの研究でも体系化されています)、骨盤から頸部・頭蓋底まで一続きにつながっています。骨盤や腰の緊張パターンが、首や頭部の血流・神経の流れに影響を及ぼしている可能性があります。
- 自律神経への負担:寝不足・授乳・精神的な緊張が長期化すると、自律神経の調整能力への負担が増えている可能性があります。血圧の細かな調整は自律神経が行っているため、この調整力が低下すると、立ち上がったときに素早く対応できず、めまいや立ちくらみが起きやすくなることがあります。
- 内臓の位置・動きの変化:妊娠中に内臓は大きく位置を変えます。産後もその影響が続いていることがあり、特に腸・子宮・膀胱まわりの膜の緊張が、骨盤や腰椎の動きを制限していることがあります。
これらはどれか一つが「原因」というよりも、互いに絡み合って症状の「上流」を形成していると考えるのがオステオパシーの視点です。症状の下流だけを見ていると、なぜ繰り返すのかが見えにくくなります。
龍ケ崎市や茨城県内で産後のめまいや立ちくらみについてご相談いただく方の中には、産後の体型変化や体の重だるさも一緒に感じている方が多くいらっしゃいます。これらが同じ「上流の問題」からきていることは少なくありません。
Q&A
Q. 産後2年経ちます。もうとっくに「産後」は終わっていると思っていましたが、まだ関係ありますか?
産後の身体的な変化は、一般的に言われる「産後6週間」よりもずっと長く続くことがあります。骨盤の構造的なバランスや筋膜の緊張パターンは、日常の動作習慣や姿勢と重なることで、数年後まで影響が続いていることがあります。「産後2年経ったから関係ない」ではなく、「産後の影響が今の身体に続いている可能性がある」という視点で見直すことが大切です。
Q. 自律神経が乱れているとよく聞きますが、整体で自律神経に関係することはできますか?
整体が自律神経を「直接操作する」ことはできません。ただ、自律神経の通り道である頸部・胸郭・骨盤の構造的なバランスを整え、横隔膜や内臓まわりの緊張を和らげることで、自律神経が機能しやすい身体の環境が整うことがあります。すーさん夫婦の龍ケ崎整体院では、そうした「環境づくり」を丁寧に行っています。

鈴木大樹すずき だいき
柔道整復師(国家資格)/オステオパシーの専門校で学んでいます
茨城県龍ケ崎市で、妻・佳代とふたりで整体院を営んでいます。
痛いところだけで終わらせず、どこから来ているのかを一緒に探していきます。
※当院で行うのは整体です(柔道整復の施術ではありません)
気になることがあれば、ご相談ください
どこが、いつから、どんなときに。
伺うところから始めます。ご質問だけでも構いません。
平日 9:00〜21:00(最終受付20:00)/土曜 8:30〜15:30 完全予約制
夏の暑さが引き金になるしくみ——低血圧だけでは説明できない理由
では、なぜ「夏」になると症状が悪化するのでしょうか。産後の疲れや夏の疲れが重なったときに、身体の中で何が起きているかを見てみましょう。
- 発汗による水分・ミネラルの喪失:夏は発汗量が増え、血液中の水分量が減りやすくなります。血液量が減ると、脳への血流を素早く確保するための調整が難しくなり、立ち上がったときのめまいや立ちくらみが起きやすくなることがあります。
- 末梢血管の拡張:暑さに対応するため、体は体表の血管を拡張して放熱しようとします。この状態では血液が体表に集まりやすく、脳や上半身への血流が一時的に不足しやすくなります。これは低血圧とは別の経路で起きる現象です。
- 自律神経の「夏バテ」:冷房と屋外の温度差が繰り返されることで、自律神経の切り替え(交感・副交感のバランス)への負担が増えることがあります。産後からすでに自律神経への負担が積み重なっている方は、夏の温度変化がさらなる引き金になることがあります。
- 睡眠の質の低下:夏の夜は気温・湿度が高く、睡眠の質が下がりやすい季節です。産後から続く睡眠不足と夏の夜の暑さが重なると、身体の回復力への影響が大きくなることがあります。
- 呼吸の浅さと暑さの組み合わせ:産後の姿勢変化(巻き肩・猫背傾向)によって呼吸が浅くなっている方は、暑さで呼吸数が増えても十分な酸素交換ができていないことがあります。これが頭部への酸素供給に影響している可能性があります。
つまり、夏の疲れによるめまいや立ちくらみは、「低血圧」という一つの原因だけでなく、産後から続く身体の調整機能の低下+夏の環境変化が重なって起きている複合的な現象と見ることができます。
「毎年夏になると同じ症状が出る」という繰り返しのパターンは、夏が終われば解消されるとしても、身体の「上流にある問題」が解消されていないと、翌年また同じことが起きやすくなります。
オステオパシーでは、身体の構造・内臓・頭蓋のバランスを整えるアプローチを通じて、こうした繰り返しのパターンの背景にある問題にアクセスすることを目指しています。
Q&A
Q. 水分補給をしっかりしても夏になると立ちくらみが出ます。なぜでしょうか?
水分補給はとても大切ですが、それだけで解決しない場合は、血圧の調整を担う自律神経の機能や、血液を循環させるための身体の構造的なバランスに問題がある可能性があります。水分を補っても、循環させるポンプ機能(横隔膜・筋膜の動き)や神経系の調整能力に問題が残っていると、症状が続くことがあります。
Q. 夏だけでなく、産後からずっとなんとなく疲れやすいです。これも関係していますか?
はい、関係している可能性があります。産後からの慢性的な疲れやすさは、身体の回復が十分に進んでいないサインのことがあります。夏の疲れはそこに追い打ちをかける形で症状を強めることがあります。「ずっとなんとなくしんどい」という状態を「当たり前のこと」として放置せず、身体の状態を整えることが大切です。
Q. 夏が終われば自然に良くなりますか?
夏の環境要因が減ることで症状が和らぐことはあります。ただ、産後から続く身体の「上流の問題」が整っていないと、翌年また同じ時期に同じ症状が繰り返す可能性があります。繰り返しのパターンがある場合は、季節が変わるのを待つだけでなく、身体そのものの状態を見直すことが役立つことがあります。
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院が全体からアプローチする理由
龍ケ崎市のすーさん夫婦の龍ケ崎整体院では、産後のめまい・立ちくらみ・夏の疲れに対して、「症状の出ている場所だけ」を見るのではなく、身体全体を一つのユニットとして捉えるオステオパシーの考え方に基づいてアプローチしています。
施術者の鈴木大樹・鈴木佳代は、柔道整復師の資格を持ちながら、フランス式オステオパシーを学んでいます。「治す」のではなく、身体が本来持っている自己調整力・自己治癒力が発揮されやすい状態に整えることを目指しています。
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院が確認していること
- 骨盤・仙骨のバランス:産後の骨格的なバランスが、どのような状態にあるかを確認します。
- 横隔膜・胸郭の動き:呼吸の深さ・横隔膜の可動性を確認し、循環への影響を評価します。
- 頸部・頭蓋底の緊張パターン:自律神経の通り道である頸部や頭蓋底まわりの緊張を確認します。
- 内臓の動き・膜の緊張:腸・子宮周囲など、産後に変化しやすい内臓の動きと膜の緊張を確認します。
- 筋膜の連続性:骨盤から頸部・頭部へつながる筋膜の緊張パターンを全体的に評価します。
施術はやさしい圧と手技を中心に行い、強い刺激は基本的に使いません。産後のデリケートな身体の状態に配慮しながら、丁寧にアプローチします。
「めまいや立ちくらみだけ何とかしてほしい」ではなく、「なぜ繰り返すのかを一緒に整理して、身体全体を整えていきたい」という方に、すーさん夫婦の龍ケ崎整体院のアプローチは合っているかもしれません。
龍ケ崎市・取手市・牛久市・つくば市など、茨城県内各地から来院いただいています。また、すーさん夫婦の龍ケ崎整体院のトップページでは、院の考え方や施術の詳細もご覧いただけます。
こんな方にご相談いただいています
- 産後1〜2年が経つのに、夏になるとめまい・立ちくらみが繰り返す
- 病院で「低血圧」「異常なし」と言われたが、腑に落ちない
- 夏の疲れが特にひどく、夕方になると動けなくなることがある
- めまい以外にも、慢性的な肩こり・首こり・腰の重だるさがある
- 産後から呼吸が浅い・胸が張っている感覚がある
- 薬を飲まずに、身体そのものの状態を整えることから始めたい
一人ひとりの身体の状態は違います。「自分の場合はどうなのか」が気になる方は、まずはお気軽にLINEでご相談ください。症状や疑問をそのままメッセージしていただければ、丁寧にお返事します。
Q&A
Q. 子連れで来院できますか?
はい、お子さん連れでのご来院も歓迎しています。施術中にお子さんが同室にいることも可能です。ご不安な点は予約時にLINEでお気軽にご相談ください。龍ケ崎市の院には駐車場も完備していますので、お車でのご来院もスムーズです。
Q. 何回くらい通えば変化を感じますか?
個人差があるため、一概にはお伝えできません。ただ、初回の施術後に「身体が少し軽くなった」「呼吸がしやすくなった」という感覚を持たれる方もいらっしゃいます。産後からの長期的なパターンが背景にある場合は、数回の施術を重ねながら変化を確認していくことが多いです。まずは一度、身体の状態を確認させていただくことからお勧めしています。
Q. オステオパシーは産後に受けても大丈夫ですか?
オステオパシーは、強い刺激ではなく強く押さない手技を中心に行うため、産後の身体にも比較的馴染みやすいアプローチです。ただし、産後の経過や体調によっては確認が必要な場合もありますので、ご予約の際に産後の状況や気になることをお知らせください。一人ひとりの状態に合わせて進め方をご提案します。
💬 まずはLINEで気軽にご相談ください
「どんな症状か相談したい」「料金を確認したい」「一度話だけ聞きたい」——どんな内容でもお気軽にどうぞ。
龍ケ崎市・茨城県内からのご来院はもちろん、遠方の方からのご相談も歓迎しています。
LINEなら24時間いつでも受け付けています。
📝 整体師の「食と身体の記録」有料コンテンツ公開中
HPには書けない深い話——食事・自然療法・オステオパシーの本音を有料記事にまとめています。
痛風・血圧・肩こりと向き合った3年間の記録、腸と身体の痛みのつながりなど、整体師目線の本気の考察です。
すーさん夫婦の龍ケ崎整体院
📍 茨城県龍ヶ崎市愛戸町58-2(龍ヶ崎郵便局から徒歩2分・駐車場完備)
🕐 平日 9:00〜21:00(最終受付20:00)/土曜 8:30〜15:30(最終受付12:30)
